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最近のスイスフラン高、緩和スタンス継続を正当化=中銀副総裁
2018年08月15日(水)23時51分
[チューリヒ 15日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のツアブリュック副総裁は15日、トルコ経済の混乱を受けた最近のスイスフランの上昇は、緩和スタンスの継続を支援すると述べた。
副総裁はあるイベントで「ここ数日の動きは、為替市場が依然脆弱であることを示しており、逃避先としてスイスフランに資金が流れる可能性がある」と述べた。
その上で、こうした状況は現在のスイス中銀のマイナス金利政策が依然正当化されることを意味するとの認識を示した。
トルコの混乱が欧州の銀行に及ぼす影響やイタリアの予算を巡る懸念でユーロが下落し、スイスフランはここ1カ月間に対ユーロ
スイス中銀は9月20日の金融政策評価で、フラン相場が過大評価されているという表現を強める可能性がある。
フラン上昇を受けて、アナリストからは、昨年7月以降実施していないとされる為替介入を再開する可能性が高まるとの声が出ている。
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