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独ロ首脳が18日に会談、エネルギー問題など協議=独報道官
8月13日、ドイツ政府報道官は、メルケル首相(写真左)とロシアのプーチン大統領(右)が18日にベルリン郊外のメセベルクで会談すると発表した。5月にソチで行われた独ロ首脳会談で撮影(2018年 ロイター/Sergei Karpukhin)
[ベルリン 13日 ロイター] - ドイツ政府報道官は13日、メルケル首相とロシアのプーチン大統領が18日にベルリン郊外のメセベルクで会談すると発表した。シリア内戦やウクライナ東部での紛争、エネルギー問題などを協議するとしている。
両首脳の会談は5月にロシア南部のソチで行われて以来となる。
ドイツ政府のザイベルト報道官によると、メルケル首相とプーチン大統領は会談に先立ち、1600GMT(日本時間19日午前1時)にそれぞれ声明を発表する。
ドイツはロシアに対し、シリア内戦やウクライナ東部における親ロ派勢力とウクライナ政府軍との対立を終結させることを求めている。
海底パイプラインでロシア産天然ガスをドイツに輸送する「ノルドストリーム2」プロジェクトを巡っても関係が悪化している。
米国は、同プロジェクトによってドイツはロシアへのエネルギー依存が高まると批判。ウクライナは、同プロジェクトによってガス輸送ビジネスから排除されることを不安視しており、東欧諸国もロシアの進出に懸念を示している。
ザイベルト報道官は、ノルドストリーム2完成後もウクライナがガス輸送ビジネスに関与することを保証するよう、欧州連合(EU)がロシアと協議していると述べた。
ロシアがEUの要求を受け入れる構えを見せているかとの質問に対しては「協議はまだ終わっていない」と答えた。
*内容を追加しました。