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ターンブル豪首相、支持率が4カ月ぶりの低水準に
8月13日、公表された世論調査で、オーストラリアのターンブル首相の支持率が4カ月ぶりの低水準となった。写真は会見する同首相。ブリュッセルで4月に撮影(2018年 ロイター/Francois Walschaerts)
[シドニー 13日 ロイター] - 13日に公表された世論調査で、オーストラリアのターンブル首相の支持率が4カ月ぶりの低水準となった。
現地紙オーストラリアンに掲載されたニュースポールの世論調査によると、首相として誰が望ましいと思うかとの設問で、ターンブル氏の支持率は過去2週間で4%ポイント低下した。
フリンダーズ大学のヘイドン・マニング教授(政治学)は「ターンブル氏は再び退潮傾向だ。勢いを取り戻し、自身の最重要政策を通過させられなければ、リーダーシップを巡る疑念が再び頭をもたげるだろう」と述べた。
ニュースポールの世論調査によると、ターンブル氏率いる自由党と国民党による与党連合は依然として支持率で労働党の後塵(こうじん)を拝しているが、支持率(与党連合49%、労働党51%)の差は変わらなかった。
7月に実施された連邦議会の5議席を争う補欠選挙で、与党連合は1議席も制することなく野党に敗北を喫した。2019年5月までに実施される総選挙を前に、ターンブル政権にとって打撃となった。