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原油先物は下落、米中貿易摩擦に伴う成長・需要鈍化を懸念
2018年08月10日(金)11時52分
8月10日、アジア時間の取引で原油先物価格は下落。米中貿易摩擦が激しくなることで経済成長や燃料需要が鈍るとの懸念が重しとなっている。写真はバンコクの石油精製施設。昨年10月撮影(2018年 ロイター/Athit Perawongmetha)
[シンガポール 10日 ロイター] - アジア時間の取引で原油先物価格は下落。米中貿易摩擦が激しくなることで経済成長や燃料需要が鈍るとの懸念が重しとなっている。
0118GMT(日本時間午前10時18分)時点の北海ブレント原油先物
米WTI原油先物
市場は、米中貿易戦争が中国の原油需要に与える影響に注目している。
中国政府は8日、米政府の関税措置に対抗し、23日付で米国からの輸入品160億ドル相当に25%の追加関税を課すと発表したが、原油は対象品目から除外した。
専門家は、中国が原油を追加関税の対象から外した理由について、中国経済が米国から輸入する原油に依存している点を挙げた。
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