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イスラエルとハマスが停戦合意、ガザ紛争収束か=パレスチナ当局者
8月9日、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとイスラエルが、ガザ周辺での紛争収束に向け、停戦に合意した。イスラエルの爆撃機から発射されたミサイル。ガザで撮影(2018年 ロイター/Mohammed Salem)
[ガザ/スデロット(イスラエル) 9日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとイスラエルが9日、ガザ周辺での紛争収束に向け、停戦に合意した。パレスチナ当局者2人が明らかにした。当局者の1人は2045GMTから停戦に入ると語った。
イスラエル側は正式なコメントを出していない。あるイスラエル当局者は匿名を条件に、停戦合意を否定した。これまでにイスラエルがハマスとの停戦合意を認めたことはほとんどない。
ガザ地区とイスラエルとの境界付近ではここ数週間に攻撃の応酬が激しくなり、全面戦争を避けるため国連とエジプトが停戦の調停を試みていた。
停戦協議が続く中でも双方の攻撃は続き、8日夜と9日には、イスラエル側がガザ地区の150地点あまりを空爆、パレスチナ側は長距離ミサイルを含む多数のロケット弾でイスラエルを攻撃した。イスラエル軍は、この攻撃でハマスが拠点とする建物が破壊されたと発表した。