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米大統領、イラン指導部と会談する意思表明 前提条件付けず

2018年07月31日(火)07時19分

 7月30日、トランプ米大統領はイランとの関係改善に向け、同国の指導部と前提条件を付けずに会談する意思があると述べた(2018年 ロイター/Brian Snyder)

[ワシントン 30日 ロイター] - トランプ米大統領は30日、イランとの関係改善に向け、同国の指導部と前提条件を付けずに会談する意思があると述べた。

トランプ大統領はホワイトハウスでの記者会見で、イランのロウハニ大統領と会談する意思はあるかとの質問に対し、「誰とでも会談する」とし、特に戦争のリスクがあるケースでは「会談(の効果)を信じている」と述べた。

その上で「イラン側に会う意思がある場合、当然会談を行う」とし、これには前提条件はないと述べた。ただ「イラン側にその用意があるかは分からない」とした。

米国が離脱を表明したイラン核合意については「ばかばかしい合意だった」とし、「イラン側は結局は(米国と)会談を望み、先方がそう望むならいつでも会う用意がある」と述べた。

そのうえで「これまでの合意は紙の無駄に過ぎなかったが、何か意味のあることに取り組める場合、当然、会談を行う意思がある」とし、そうなれば米国とイランだけでなく、全世界が恩恵を受けるとの考えを示した。

*内容と写真を追加しました。

ロイター
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