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米下院、大型農業法案を可決 フードスタンプ制度を変更
2018年06月22日(金)13時51分
6月21日、米下院は、大型農業法案を賛成213・反対211で可決した。写真はミシシッピ州の畑。5月撮影(2018年 ロイター/JONATHAN BACHMAN)
[ワシントン 21日 ロイター] - 米下院は21日、大型農業法案を賛成213・反対211で可決した。
ただ、法案には低所得者向けの食料購入補助制度(フードスタンプ)の変更が盛り込まれており、このままの形では民主党の反対で法制化できないとみられている。
上院は独自の農業法案を審議中。上院の法案にはフードスタンプの大規模な変更は盛り込まれていない。
下院が可決した農業法案は8670億ドル規模。食糧支援、穀物補助金、地方開発、環境保全、地方のオピオイド(医療用鎮痛剤)乱用対策などの予算が盛り込まれている。
フードスタンプについては、働いていることが受給の条件となる非障がい者の年齢上限を49歳から59歳に引き上げるほか、就学児のいる世帯の受給条件も厳格化する。
民主党は、こうした変更に反対しており、上院で超党派法案の審議を進めている。
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