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中国紙、米保護主義は「被害妄想症状」と批判
2018年06月22日(金)12時41分
6月22日、中国の政府系英字紙チャイナ・デーリーは、米国の保護主義は自己破滅的で「被害妄想の症状」だと批判した。写真は米国のトランプ大統領。ミネソタ州 で20日撮影(2018年 ロイター/Jonathan Ernst)
[上海 22日 ロイター] - 中国の政府系英字紙チャイナ・デーリーは22日、米国の保護主義は自己破滅的で「被害妄想の症状」だと批判した。
米中間の貿易摩擦は激化しており、トランプ米大統領は今週、総額500億ドルの中国製品に対する米輸入関税に中国が報復するなら、さらに2000億ドルの製品を対象に追加関税を課すと警告した。
チャイナ・デーリーは、米調査会社ロジウム・グループのデータを引用し、中国の対米直接投資は1─5月に92%減の18億ドルと、7年ぶりの低水準に落ち込んだと指摘。
「(トランプ)政権が中国企業に与えている苦痛が、米企業や米経済を利するという単純な話ではない」と強調。「中国の対米投資の急減は、トランプ氏の反貿易主義と政権内の貿易強硬派が米中貿易関係に与えているダメージを浮き彫りにしている」とした。
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