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イラン石油相、OPEC増産に同意する可能性示唆
2018年06月21日(木)09時20分
6月20日、イランのザンギャネ石油相はCNNのインタビューで、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟の産油国による協調減産合意に基づく目標以上に減産した産油国が目標水準まで増産することにイランが同意する可能性を示唆した。写真はOPEC会合の会場ホテルに到着した同石油相。19日にウィーンで撮影(2018年 ロイター/Heinz-Peter Bader)
[20日 ロイター] - イランのザンギャネ石油相はCNNのインタビューで、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟の産油国による協調減産合意に基づく目標以上に減産した産油国が目標水準まで増産することにイランが同意する可能性を示唆した。
同石油相は「ここ数カ月、減産目標の順守率は150%に近い。OPECが(増産により)順守率100%を目指すことに新たな合意は必要ない」と語った。
これは、ベネズエラやリビアで生産停止が起きる中でも計画以上に減産してきたサウジアラビアなどに小幅の増産を認めることを意味する。
関係筋によると、順守率を現行の水準から100%に戻す場合、市場に供給される原油は少なくとも日量100万バレル増えることになる。
OPECは22日に総会を開き、生産政策を協議する。
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