ニュース速報

ワールド

北朝鮮の核実験停止など、一歩前進し前向きな動きと歓迎=官房長官

2018年04月23日(月)11時58分

 4月23日、菅義偉官房長官は午前の記者会見で、北朝鮮が核実験の中止と核実験場廃棄を表明したことについて、一歩前進であり前向きな動きであり歓迎したいと述べた。写真は北朝鮮の発表を伝える都内の街頭テレビ。21日撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 23日 ロイター] - 菅義偉官房長官は23日午前の記者会見で、北朝鮮が核実験の中止と核実験場廃棄を表明したことについて、一歩前進であり前向きな動きであり歓迎したいと述べた。

その上で、今回北朝鮮が、核のない世界に寄与すると踏み込んだことを挙げ「これが北朝鮮の核ミサイル破棄に向けて具体的な動きにつながることを期待する。引き続き北朝鮮動向に重大な関心をもって情報の分析・収集に努めていく」と述べた。

今回の北朝鮮の動きについて、これまで日米韓で連携して米軍の巨大な軍事力をもって最大限の圧力をかけ続けてきた成果だとして「私どもが考えていた方向に一歩踏み出した」と評価した。

麻生太郎財務相に対し、財務省の文書改ざんやセクハラ問題の責任を巡り野党から辞任要求が出ていることについて、官房長官は引き続き「問題解明後に再発防止の陣頭指揮にあたり、信頼回復に努めてもらいたい」との方針を示した。

また世論調査で安倍内閣への支持率が一段と低下していることについて「支持率は高い時も低い時もあるが、国民の厳しい視線を受け止め、内外課題に丁寧に取り組んでいく」とコメントした。

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

日米韓、為替巡り「緊密協議」 急速な円安・ウォン安

ビジネス

米政権、中国などからの太陽電池製品に関税復活へ=関

ワールド

23─24年度のインド原油輸入、2億3250万トン

ワールド

欧州委、数日内にドイツを提訴へ ガス代金の賦課金巡
MAGAZINE
特集:老人極貧社会 韓国
特集:老人極貧社会 韓国
2024年4月23日号(4/16発売)

地下鉄宅配に古紙回収......繁栄から取り残され、韓国のシニア層は貧困にあえいでいる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 2

    【画像】【動画】ヨルダン王室が人類を救う? 慈悲深くも「勇ましい」空軍のサルマ王女

  • 3

    価値は疑わしくコストは膨大...偉大なるリニア計画って必要なの?

  • 4

    パリ五輪は、オリンピックの歴史上最悪の悲劇「1972…

  • 5

    人類史上最速の人口減少国・韓国...状況を好転させる…

  • 6

    アメリカ製ドローンはウクライナで役に立たなかった

  • 7

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 8

    攻撃と迎撃の区別もつかない?──イランの数百の無人…

  • 9

    「毛むくじゃら乳首ブラ」「縫った女性器パンツ」の…

  • 10

    対イラン報復、イスラエルに3つの選択肢──核施設攻撃…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体は

  • 3

    犬に覚せい剤を打って捨てた飼い主に怒りが広がる...当局が撮影していた、犬の「尋常ではない」様子

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 6

    帰宅した女性が目撃したのは、ヘビが「愛猫」の首を…

  • 7

    攻撃と迎撃の区別もつかない?──イランの数百の無人…

  • 8

    「もしカップメンだけで生活したら...」生物学者と料…

  • 9

    温泉じゃなく銭湯! 外国人も魅了する銭湯という日本…

  • 10

    アインシュタインはオッペンハイマーを「愚か者」と…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 7

    巨匠コンビによる「戦争観が古すぎる」ドラマ『マス…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

  • 10

    浴室で虫を発見、よく見てみると...男性が思わず悲鳴…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中