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米議会が歳出法案可決、トランプ大統領に送付 政府機関閉鎖回避へ

2018年03月23日(金)15時29分

 3月23日、米議会上院は、連邦政府の9月末までの支出を賄う1兆3000億ドルの歳出法案を65対32で可決した。下院でも前日に可決済みで、法案はトランプ大統領に送付された。写真は米合衆国議会議事堂。ワシントンで2016年11月撮影(2018年 ロイター/Joshua Roberts)

[ワシントン 23日 ロイター] - 米議会上院は23日、連邦政府の9月末までの支出を賄う1兆3000億ドルの歳出法案を65対32で可決した。下院でも前日に可決済みで、法案はトランプ大統領に送付された。

大統領が署名し、法案が成立すれば、政府機関が再び閉鎖される事態は回避されることになる。

トランプ大統領はツイッターで、16億ドルの予算が確保できたとし、メキシコとの国境に壁の建設を開始できると語った。

一方、民主党は新たなコンクリート壁建設のために費用が使われることはないとし、既存の障壁の修復などに使われると指摘した。

国防費が大幅に拡大したほか、インフラ整備や銃撃事件が続発している学校での安全対策などの費用も盛り込まれた。

*内容を更新しました。

ロイター
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