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独政府にサイバー攻撃、報道官「事態は収拾」 ロシア関与か
2月28日、ドイツ政府のコンピューターネットワークがサイバー攻撃を受けた。事態は収拾し、セキュリティー当局が調査しているという。ドイツ内務省の報道官が明らかにした。写真はハッカーの祭典、デフ・コンで披露されるハッキング。昨年7月ラスベガスで撮影(2018年 ロイター/STEVE MARCUS)
[ベルリン 28日 ロイター] - ドイツ政府のコンピューターネットワークがサイバー攻撃を受けた。事態は収拾し、セキュリティー当局が調査しているという。ドイツ内務省の報道官が28日、明らかにした。
影響を受けた政府機関が問題の調査とデータ保護に向け適切な措置を取っているという。
報道官は、今回の攻撃がロシアのハッカー集団「APT28」によるもので、国防省と外務省からデータが盗まれたとするドイツメディアの報道についてはコメントしなかった。APT28は2015年にドイツ議会に対しサイバー攻撃を行ったことがある。
報道官は声明で「今回の攻撃は他と関連性のない攻撃で、(政府のコンピューターネットワークを管理する)連邦当局内で事態は収拾した」と説明。当局は「優先度を高くし、かなりのリソースを投じて」この問題に対応していると述べた。
議会筋によると、情報機関を監督するドイツ議会の委員会とデジタル委員会が1日に臨時会合を予定しているという。