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米沿岸警備隊のアジア派遣も、北朝鮮の密輸監視を強化へ
2018年02月26日(月)10時07分
2月22日、米トランプ政権とアジアの主要同盟国が対北朝鮮制裁に違反している疑いがある船舶に対する臨検の強化を準備している。米沿岸警備隊をアジア太平洋地域に派遣する可能性もあるという。写真は米沿岸警備隊の巡視船。ワシントン州シアトルで2015年10月撮影。提供写真(2018年 ロイター)
[ワシントン 23日 ロイター] - 米トランプ政権とアジアの主要同盟国が対北朝鮮制裁に違反している疑いがある船舶に対する臨検の強化を準備している。米沿岸警備隊をアジア太平洋地域に派遣する可能性もあるという。米高官が明らかにした。
複数の当局者によると、米国は日本や韓国、オーストラリア、シンガポールなどと取り締まりの強化策について協議中だという。
これまでも密輸の疑いがある船舶への停船措置は取られていたが、新たな戦略では北朝鮮への海上封鎖に当たらない程度まで、こうした活動の範囲を広げる方針。北朝鮮は海上封鎖は戦争行為に当たると警告している。
計画では、北朝鮮との輸出入が禁止されている武器用の部品などを積載していると疑われる船舶の監視を強化したり、必要な場合は拿捕(だほ)するよう求めている。
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