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ミャンマーのヤンゴン証取が売買開始、上場第1号はストップ高
2016年03月25日(金)20時00分
[ヤンゴン 25日 ロイター] - ミャンマーのヤンゴン証券取引所で25日、上場企業第1号となる投資会社ファースト・ミャンマー・インベストメント(FMI)の取引が開始した。同証取は昨年12月に開設されたものの、これまで約3カ月間は売買が行われていなかった。
上場したFMIは実業家サージ・プン氏が保有し、ミャンマー最大の公開会社の1つ。プン氏は現地時間午前11時(0430GMT)の取引開始直前に「証券取引は50年間行われておらず、きょうは歴史的な日だ」と述べた。
FMIは新規上場に当たり、資金調達は実施しなかった。同社株はこの日、2万6000チャットで寄り付いた後、1日の値幅制限の上限に当たる3万1000チャット(25.70ドル)まで上昇。売買高は11万2845株、売買代金は34億9800万チャット(290万ドル)に達した。
ヤンゴン証取は株式の51%をミャンマー経済銀行(MEB)が保有し、残りは大和証券グループ<8601.T>と日本取引所グループ(JPX)<8697.T>が保有する。
同国の現軍事政権は、アウン・サン・スー・チー氏の側近のティン・チョー氏が新大統領に就任するのを前に、証取は先進国に追いつくための手段だと強調した。
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