NY外為市場=米ドル上昇、FOMCに注目 円は地震報道で全面安
ポンドと米ドルの紙幣。2020年1月6日撮影。REUTERS/Dado Ruvic
[ロンドン/ニューヨーク 8日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、米ドルが主要通貨に対して上昇した。今週は中央銀行の会合が目白押しで、中でも米連邦準備理事会(FRB)の米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まっている。25ベーシスポイント(bp)の利下げはほぼ織り込まれているが、投資家は予想より穏やかな緩和サイクルを示唆するシグナルに備えている。
こうした中、円は全面安となった。8日遅くに東北地方で強い地震が発生し、津波警報と住民への避難指示が出されたことを受けた。
今週はオーストラリア、ブラジル、カナダ、スイスの中央銀行も政策金利決定会合を開く。ただし、これらの国では金融政策の変更は見込まれていない。
アナリストは、FRBが「タカ派的な利下げ」を行うと予想している。声明文の文言やドットチャート、パウエル議長の記者会見が、追加利下げには高いハードルがあることを示すと見られている。
マネックスUSAのトレーディングディレクター、フアン・ペレス氏は「景気が崩壊しておらず、インフレも比較的落ち着いている状況では、FRBは利下げを安心して行える一方、今後の追加措置を約束する必要はない。当局者は将来の計画を立てるのは難しいだろう。むしろ過去を振り返り、現状をより正確に評価する必要がある。現状はスタグフレーションの時期にあるようで、当局者間でも経済に関する結論にコンセンサスがない」と述べた。
ドル指数は0.1%高の99.07。ドル/スイスフランは0.2%高の0.8066フランだった。
円は、日本で強い地震が発生したとのニュースを受けて下落した。地震の被害状況によっては、日本銀行が利上げを延期する可能性があるとアナリストは指摘している。
ドル/円は0.3%上昇し155.97円、ユーロ/円も0.3%高の181.42円となった。
次回の日銀金融政策決定会合は12月18─19日に予定されている。
ユーロは1.1639ドルとやや下落した。序盤はユーロ圏債券利回りの上昇に支えられていた。
英ポンドは1.3327ドル付近で横ばいだった。
ドル/円 NY終値 155.92/155.93
始値 155.58
高値 155.98
安値 155.40
ユーロ/ドル NY終値 1.1636/1.1639
始値 1.1650
高値 1.1660
安値 1.1617
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