消費者態度指数11月は4カ月連続の改善、物価高予想の割合低下
12月2日 内閣府が2日に発表した11月消費動向調査によると、消費者態度指数(2人以上の世帯・季節調整値)は、前月から1.7ポイント上昇の37.5だった。写真は2021年8月、都内で撮影(2025年 ロイター/Ivan Alvarado)
Yoshifumi Takemoto
[東京 2日 ロイター] - 内閣府が2日に発表した11月消費動向調査によると、消費者態度指数(2人以上の世帯・季節調整値)は前月から1.7ポイント上昇し37.5となり、4カ月連続で改善した。基調判断は「消費者マインドは、持ち直している」で据え置いた。物価の見通しでは依然として9割以上が1年後も上昇すると見込んでいるが、その比率は2カ月連続で低下した。
消費者態度指数を構成している4つの意識指標全てが前月から改善した。このうち「耐久消費財の買い時判断」が2.0ポイントと大きく上昇した。
1年後の物価が上昇するとの回答比率は90.6%で、前月の92.6%から2.0ポイント低下、2カ月連続の低下となった。内訳では、物価は2%以上5%未満上昇するとの回答比率が増えた一方、5%以上上昇するとの比率は低下した。
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