神経質、エヌビディア決算でトレンド見極め=来週の東京株式市場
2025年1月6日、東京証券取引所で撮影。 REUTERS/Issei Kato
[東京 14日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、神経質な展開が想定される。人工知能(AI)や半導体関連株などのハイテク株が調整色を強める中、米半導体大手エヌビディアの決算が注目されている。決算の内容次第では、ハイテク株が持ち直す可能性がある。
日経平均の予想レンジは4万9000円─5万1500円
日経平均は10月31日に付けたの史上最高値(5万2411円34銭、終値ベース)更新以降、頭打ちとなっている。ソフトバンクグループ、アドバンテスト、東京エレクトロンなどの指数寄与度の高い銘柄が売られ、日経平均の上値を抑えているからだ。
こうしたAI・半導体株の今後の動向を見極める上で注目されているのがエヌビディアの第3・四半期決算で、19日(日本時間20日早朝)に公表となる。
楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリストはこのところのAI相場について「期待先行で株価が上昇するフェーズは終わり、業績や新技術などの結果が求められるようになってきた」と話す。その上で、エヌビディア決算がコンセンサスを上回ると、市場は「素直に好感するだろう」(土信田氏)とみている。
市場では、ハイテク株の調整は来週以降も継続するとの見方もある。米政府機関の一部閉鎖は解除されたものの、雇用統計、消費者物価指数(CPI)などの公表のめどは立っておらず、外部環境では不透明感が残る。「米政府閉鎖の余波が意識され、割高感のあるハイテク株は手控える動きが出やすい」(信託銀行ストラテジスト)という。
好決算銘柄や割安のバリュー株への物色は来週以降も続くとみられている。
その他のスケジュールでは、国内で7─9月期の国内総生産(GDP)速報値が公表されるほか、東京海上ホールディングス、MS&ADインシュアランスグループホールディングスが決算を発表する。米国では10月28─29日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、ウォルマート、ターゲット、ホーム・デポなどが決算の発表を控えている。
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