インフロニア、連結純利益予想を上方修正 年間配当予想引き上げ

Kentaro Okasaka

［東京　１４日　ロイター］ - インフロニア・ホールディングスは１４日、２０２６年３月期通期の連結純利益予想（国際会計基準）を従来の５１０億円から前年比７０％増の５５４億円に上方修正すると発表した。年間配当予想も７８円から８５円（前年は６０円）に引き上げた。

９月にも業績を上方修正していた。９月に三井住友建設を連結子会社化したことや、国内建築工事の追加獲得、金融資産の評価益計上を織り込んだ。

同時に発表した２５年４－９月期の連結純利益は前年比３倍の２４５億円だった。

三井住友建設の子会社化を踏まえ、３月に発表した中期経営計画の改定版も策定。２７年度の事業利益目標を１０００億円に修正した（従来は７００億円）。三井住友建設の事業強化を含む請負事業の収益力向上と、収益を原動力としたインフラ事業のさらなる推進を図っていくとしている。