訂正-インフレ小幅下振れ容認、物価低迷に至らず＝シュナーベルＥＣＢ理事

シュナーベルＥＣＢ理事、2019年11月22日撮影　REUTERS/Ralph Orlowski/File Photo

(最終段落の「デフレ圧力」を「ディスインフレ圧力」に訂正します)

[フランクフルト １２日 ロイター] - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）のシュナーベル専務理事は１２日、インフレ目標からのわずかな乖離は容認できるとし、来年予想される下振れは物価低迷の始まりにはならないとの見方を示した。

ＢＮＰパリバの会議で同理事は、「私の見立ては、経済が回復しつつあるなか需給ギャップの縮小と大規模な財政刺激策が見込まれ、それが経済を刺激するというものだ」と述べた。

その上で「それらはディスインフレ圧力（訂正）をもたらすような経済ではない。むしろ別の方に向かう」と指摘した。