ニュース速報
ビジネス

トランプ米大統領、ウォール街経営者らと12日に夕食会

2025年11月12日(水)11時25分

 トランプ米大統領(写真)は12日、証券取引所ナスダックや金融大手JPモルガン・チェースの最高経営責任者(CEO)を含む企業経営者らとの非公式な夕食会をホワイトハウスで開く。11日にバージニア州アーリントンで撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

Jarrett Renshaw

[11日 ロイター] - トランプ米大統領は12日、証券取引所ナスダックや金融大手JPモルガン・チェースの最高経営責任者(CEO)を含む企業経営者らとの非公式な夕食会をホワイトハウスで開く。政権当局者がロイターに明らかにした。

この夕食会は、財界指導者との結び付きを深めようとするトランプ氏の取り組みを浮き彫りにしている。トランプ政権は国家安全保障に極めて重要と考えられる国内サプライチェーン(供給網)の再構築と国内資本市場の強化を目指している。

JPモルガンは国家安全保障と経済の強靱性を強化する上で中心となる産業に対して向こう10年間にわたり総額1兆5000億ドルを投資する計画を発表している。投資対象にはサプライチェーン、製造業、防衛、航空宇宙、エネルギーの独立性、先端技術が含まれている。

計画の一環としてJPモルガンは、国家安全保障と経済の強化に特に重要な企業への直接株式投資とベンチャーキャピタル投資に最大100億ドルを割り当てる。

ホワイトハウスの高官は、トランプ氏が企業経営者らと会談することを確認したが、招待客リストには言及しなかった。

ナスダックとJPモルガンはコメント要請に即座には返答しなかった。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

仏中銀、第4四半期は「わずかな成長」 政治的不透明

ビジネス

10月の世界EV販売は23%増の190万台、欧州・

ワールド

欧州委、安保強化へ情報専門部署設置検討 国際的緊張

ワールド

政府、非核三原則を政策方針として堅持=首相答弁巡り
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ギザのピラミッドにあると言われていた「失われた入口」がついに発見!? 中には一体何が?
  • 2
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    コロンビアに出現した「謎の球体」はUFOか? 地球外…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「流石にそっくり」...マイケル・ジャクソンを「実の…
  • 8
    冬ごもりを忘れたクマが来る――「穴持たず」が引き起…
  • 9
    【銘柄】エヌビディアとの提携発表で株価が急騰...か…
  • 10
    【クイズ】韓国でGoogleマップが機能しない「意外な…
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 8
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 9
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 10
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 10
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中