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NY外為市場=ドル下落、米雇用悪化を警戒

2025年11月12日(水)07時12分

米ドル紙幣。2020年5月撮影。REUTERS/Dado Ruvic

[11日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルがユーロと円に対して下落した。米民間雇用サービスのADPが11日、民間企業が10月25日までの4週間に週平均1万1250人の雇用を削減したとの推計を発表し、米労働市場の悪化が懸念された。

米連邦政府機関が再開されれば、経済の減速を示唆する可能性のある経済データが大量に発表されるとの警戒感が高まっている。        

ドル指数は0.24%下落して99.39。ユーロ0.29%上昇して1.159ドルとなった。    

円は米ドルに対して0.06%上昇し、1ドル=154.06円となった。    

英ポンドは、英労働市場が第3・四半期に著しく冷え込んだことを示すデータを受けて下落したものの、その後は小幅に上昇した。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは2.28%下落して10万0319ドルとなった。

市場は米連邦準備理事会(FRB)が12月に金利を引き下げる確率を67%と見積もっている。

この日は米がベテランズデーの祝日のため、取引量は少なかった。

ドル/円 NY終値 154.15/154.16

始値 154.25

高値 154.26

安値 153.67

ユーロ/ドル NY終値 1.1580/1.1584

始値 1.1571

高値 1.1605

安値 1.1569

ロイター
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