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米マイクロン、中国のサーバー向け半導体事業から撤退へ=関係筋

2025年10月17日(金)15時11分

 米半導体大手マイクロン・テクノロジーが、中国のデータセンター向けサーバー用半導体事業から撤退する。写真は同社のロゴ。8月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

Hyunjoo Jin Brenda Goh

[ソウル/上海 17日 ロイター] - 米半導体大手マイクロン・テクノロジーが、中国のデータセンター向けサーバー用半導体事業から撤退する。

同社の決定について説明を受けた2人の関係者が明らかにした。

中国政府は2023年、重要インフラでのマイクロン製品の使用を禁止しており、事業の回復が見込めないと判断した。

米同業のエヌビディアやインテルの半導体も、中国当局や業界団体から安全保障上のリスクを指摘されているが、現時点で規制措置は講じられていない。

関係筋によると、マイクロンは中国国外で重要なデータセンター事業を展開するレノボなど中国顧客2社については、引き続き半導体を販売する。

中国の自動車・携帯電話業界の顧客に対しても、半導体の販売を継続する予定。

マイクロンはロイターに対し、中国のデータセンター事業が禁止措置の影響を受けているとし、規制を順守すると述べた。

中国は世界2位のサーバー用メモリー市場。マイクロンは禁止措置のため、データセンター拡張ブームの商機を逃している。

ロイター
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