ECB、政策据え置くべき 新たなショックない限り=スロベニア中銀
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのドレンツ・スロベニア中銀暫定総裁は、新たなショックが発生しない限り、ECBは金利を据え置くべきだと述べ、追加緩和なしではインフレ率が低下しすぎる可能性があるという見方を否定した。写真はECB本部の窓に映る欧州連合の旗。フランクフルトで2016年4月撮影(2025年 ロイター/Ralph Orlowski)
Balazs Koranyi
[ワシントン 16日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのドレンツ・スロベニア中銀暫定総裁は、新たなショックが発生しない限り、ECBは金利を据え置くべきだと述べ、追加緩和なしではインフレ率が低下しすぎる可能性があるという見方を否定した。
ECBは6月までの1年間に政策金利を2%ポイント引き下げたが、それ以降は利下げを見送り、関税やドイツの財政支出、ユーロ高が物価を2%の目標から引き離すかどうかを議論している。
ドレンツ氏はロイターのインタビューで、「インフレリスクはベースラインシナリオ付近で均衡している」と指摘。
「新たな経済ショックがなければ、金融政策スタンスを現状維持することが今後の正しい判断だと考える。インフレ圧力を高めることも、経済成長を制限することもないスタンスだ」と語った。
市場では年内に追加利下げが行われる可能性はほぼゼロ、来年6月までの利下げ確率は50%とみられている。
ドレンツ氏はまた、12月に予定されている2028年の初回予想を含め、ECBの予測は時間の経過とともに修正される可能性があるため、遠い将来の予測を重視しすぎないよう注意を促した。
さらなる政策緩和を支持する向きは、フランスの政治的混乱が成長を圧迫し、ユーロ高が輸入インフレを抑制するほか、米国の大幅な関税引き上げに直面する中国企業が余剰品を欧州に投げ売りする可能性があることから、インフレ率が目標を下回る可能性があると主張している。
しかし、ドレンツ氏はこれらの点に反論し、不確実性が異常に高いとしても、成長とインフレはともに良好な軌道にあるとの見方を示した。
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