トヨタが米国で値上げ、7月から平均3万円超 関税の直接影響を否定

トヨタ自動車は7月1日から米国で値上げする計画を明らかにした。写真は2012年10月、カリフォルニア州パサデナで撮影(2025年 ロイター /Mario Anzuoni)
Maki Shiraki
[東京 21日 ロイター] - トヨタ自動車は7月1日から米国で値上げする計画を明らかにした。トヨタ広報は「通常の価格改定の一環」とし、トランプ米政権の関税による直接的な影響を否定。「商品性に加えて、市場や競合他社の動向を踏まえて決定した」と説明した。
対象車種のメーカー希望小売価格の値上げ幅は「トヨタ」ブランドの車で平均270ドル(約3万9000円)、高級車ブランド「レクサス」の車で平均208ドル(約3万円)。全車種にかかる納車費用も16日から見直し、トヨタ車で平均71ドル(約1万円)、レクサスで平均108ドル(約1万5000円)それぞれ引き上げる。
トヨタはこれまで決算会見などで、関税を理由にした「短期的に値上げするという場当たり的な対応は取らない」(宮崎洋一副社長)とし、関税によるコスト上昇分は当面、原価低減などで吸収する方針を示していた。
米国が4月から上乗せした25%の自動車関税の影響について、トヨタは今年度の業績に5、6月分だけ織り込み、連結営業利益を1800億円押し下げると試算していた。
他社も値上げにすでに踏み切っている。米フォード・モーターが5月、メキシコで生産した3車種の価格を最大2000ドル引き上げる方針を表明。日本勢はSUBARUが6月から複数モデルの値上げを実施。三菱自動車が現地時間18日から米国で平均2.1%引き上げた。
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