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議決権行使助言グラス・ルイス、ESG対応で共和党州検事総長に反論

2023年02月01日(水)14時13分

 1月31日、米議決権行使助言会社グラス・ルイスは31日、同社のESG(環境・社会・企業統治)に関する助言が顧客への義務に反しているとする米21州の検事総長(共和党)からの指摘に反論し、同社は純粋に「長期的な株主価値というレンズを通して」助言していると主張した。写真はニューヨーク証券取引所で25日撮影(2023年 ロイター/Andrew Kelly)

[31日 ロイター] - 米議決権行使助言会社グラス・ルイスは31日、同社のESG(環境・社会・企業統治)に関する助言が顧客への義務に反しているとする米21州の検事総長(共和党)からの指摘に反論し、同社は純粋に「長期的な株主価値というレンズを通して」助言していると主張した。ケビン・キャメロン執行会長が同日付で書簡を出した。

21州の検事総長らは、気候変動や取締役会の多様性に関するグラス・ルイスおよび同業ISSの助言に疑問を呈していた。

キャメロン氏は、社会的目的の観点からいかに価値があっても、株主価値に結びつかない株主提案には反対するよう常に助言していると説明。また企業の気候変動への対応は「今日では重要なリスク・リターン要因として広く認識されている」と指摘した。

ロイター
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