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米議会、予算交渉を新年に持ち越しも=上院共和トップ
米上院共和党トップのマコネル院内総務(写真)は6日、来年9月30日の会計年度末までの予算措置を巡る議会の交渉について、つなぎ予算を通す代わりに、来年序盤に最終合意を持ち越す可能性に言及した。ワシントンの議会で撮影(2022年 ロイター/Evelyn Hockstein)
[ワシントン 6日 ロイター] - 米上院共和党トップのマコネル院内総務は6日、来年9月30日の会計年度末までの予算措置を巡る議会の交渉について、つなぎ予算を通す代わりに、来年序盤に最終合意を持ち越す可能性に言及した。
今年度のつなぎ予算は12月16日に期限切れとなる。議会は会計年度末までの予算を手当するために「一括法案」あるいはつなぎ予算を意味する「継続決議」のいずれかを可決する必要に迫られている。
前日に上院民主党のシューマー院内総務と一括法案について協議したマコネル氏は記者団に「時間切れになりつつある」とし、結論持ち越しが双方が合意できる唯一の選択肢になるかもしれないと語った。
「今後について合意しているものはほぼない」とし、歳出規模の全体像ですら合意がないと語った。
下院共和党のマッカーシー院内総務は前日、FOXニュースに対し、下院で共和党が多数派となる新議会が発足する1月まで交渉は控えるべきだと述べていた。
シューマー、マコネル両氏はこれまで、一括法案が国家安全保障にとって必要不可欠だと述べている。つなぎ予算では米軍が前年度並みの予算で運営することを余儀なくされる。