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英企業、物価上昇圧力の緩和を報告=英中銀調査

英中央銀行が発表した調査で、英企業が物価上昇圧力は弱まっているとの見方を示していることが分かった。今年8月、ロンドンで撮影(2022年 ロイター/Maja Smiejkowska//File Photo)
[ロンドン 1日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)が1日に発表した調査で、英企業が物価上昇圧力は弱まっているとの見方を示していることが分かった。一方、雇用や投資は減少させるという。利上げの効果が浸透している可能性がある。
値上げ率の平均は11月で前年比7.2%と4月以降で最低。今後1年間の値上げ率予想は5.7%と2月以降で最低となった。
英中銀はインフレがどの程度続くか、金利をどの程度引き上げる必要があるかを判断する材料として、企業の価格見通しに関する調査を注視している。
企業は、借り入れコストの上昇を受け設備投資を8.4%減少させる見通し。雇用を巡る問題が一部解消しているにもかかわらず、雇用も2.3%減少させるとした。
調査は11月4日から18日まで行われ、2601社が回答した。