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情報BOX:パウエル米FRB議長の発言要旨

2022年12月01日(木)04時36分

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は30日、ワシントンのシンクタンク、ブルッキングス研究所で講演した。1月撮影(2022年 ロイター/U.S. Federal Reserve Board/Handout via REUTERS)

[30日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は30日、ワシントンのシンクタンク、ブルッキングス研究所で講演した。

発言要旨は以下の通り。

*利上げペースの減速が理にかなう

*利上げペース鈍化、早ければ12月の会合の可能性

*「十分に制約的な」政策に向け大幅な進展遂げたが、一段の行動必要

*政策金利、9月時点のFRB当局者の予想を「幾分上回る」必要がある「公算が大きいもよう」

*金利を「当面」、制約的な水準で維持する必要がある公算

*歴史は時期尚早の金融緩和に対し強く警告

*物価安定回復までまだ長い道のり

*仕事が完了するまで、現在の軌道を維持

*インフレは依然として高すぎる

*10月のインフレ統計は「歓迎すべきサプライズ」、インフレが実際に低下しているという安心感を得るには「かなりの一段の証拠」が必要

*10月までの12カ月間にPCEが6%上昇、コアPCEが5%上昇と予想

*インフレの道筋は「極めて不確定」

*経済活動の伸びは長期トレンドを大幅に下回る水準まで鈍化、これが持続する必要

*労働需要と賃金の伸び鈍化、現時点で「暫定的」な兆しのみ

*労働市場の均衡回復に向け、労働需要の伸び鈍化が必要

*物価安定はFRBの責務かつ経済の基盤

ロイター
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