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米住宅不足がインフレの主因=フィラデルフィア連銀総裁
2022年09月28日(水)05時37分
米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は27日、米国での住宅不足がインフレ圧力の高まりの主因と述べた。8月25日撮影(2022年 ロイター/Ann Saphir/File Photo)
[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は27日、米国での住宅不足がインフレ圧力の高まりの主因と述べた。
フィラデルフィア地区連銀のウェブサイトに掲載された論文で「グレートリセッション(大不況)以来、米国では物価上昇を比較的緩やかに保つのに十分な住宅が建設されていない」と指摘。この住宅不足が「わが国を悩ませている過度に高水準なインフレの主因になっている」とした。
また「インフレはわれわれの経済におけるほとんどの商品やサービスにおいてあまりにも高すぎる」とし、FRBは「インフレを安定させ、経済を長期にわたってより強固なものにするために取り組んでいる」とした。
ハーカー総裁は今年、連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を持っていない。
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