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米新築住宅販売、8月は28.8%増の68.5万戸 予想上回る
米商務省が27日発表した8月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比28.8%増の68万5000戸と、市場予想の50万戸を上回った。2021年5月撮影(2022年 ロイター/Octavio Jones)
[ワシントン 27日 ロイター] - 米商務省が27日発表した8月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比28.8%増の68万5000戸と、市場予想の50万戸を上回った。30年物の住宅ローン固定金利が急上昇する中、米住宅販売の約10%を占める新築住宅販売の堅調な伸びは一時的となる公算が大きい。
7月は前回発表の51万1000戸から53万2000戸に上方改定された。
8月の販売戸数は4地域全てで増加し、とりわけ北東部では66.7%の大幅増となった。
ただ、8月の前年同月比は0.1%減だった。
8月の新築住宅価格の中央値は43万6800ドルで、前年同月比8.04%上昇。8月末時点の新築住宅の在庫は46万1000戸で、7月の45万9000戸から増加した。在庫のうち建設中が66.4%、未着工が23%。完成した住宅は10.6%と、長期平均の27%を大幅に下回った。
8月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は8.1カ月。7月は10.4カ月だった。
また、米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、30年物住宅ローン固定金利は先週6.29%と、2008年10月以来の高水準に達した。