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キリンHD、ミャンマー合弁先の株式譲渡決定 価格約224億円
2022年06月30日(木)11時45分
キリンホールディングスは30日、ミャンマー合弁企業ミャンマー・ブルワリー(MBL)株式の譲渡を決定したと発表した。資料写真、2019年6月、横浜工場(2022年 ロイター/Issei Kato)
[東京 30日 ロイター] - キリンホールディングスは30日、ミャンマー合弁企業ミャンマー・ブルワリー(MBL)株式の譲渡を決定したと発表した。売却価格は約224億円で、MBLが自社株を取得する。売却期日は未定。2022年12月期連結業績に与える影響は精査中としている。
MBLは、ミャンマー・エコノミック・ホールディングスとの合弁企業でキリンHD子会社が51%を保有。昨年2月以降、合弁解消を目指して第三者への株式売却などを模索してきたが、キリンHDが望む形での合弁解消は困難と判断し、合弁先との協議を続けていた。
キリンは合弁解消の期限を6月末としていた。第三者への株式譲渡のほか、MBLの会社清算、MBLへの株式譲渡などの選択肢の中で、現地従業員や取引先などへの影響を勘案し、早期に合弁解消するには株式譲渡が最適だと判断した。
キリンHDの磯崎功典社長は「複数の選択肢の中で、公表していた期限内で最適な手段により決着できることに安堵している」とコメントした。
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