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米FTC、ウォルマート提訴 送金サービスの詐欺対策「不十分」
2022年06月29日(水)08時41分
6月28日、米連邦取引委員会(FTC)は、米小売り大手ウォルマートが代理店として送金サービスを提供する際、詐欺対策を十分行っていなかったとして同社を提訴した。カリフォルニア州ローズミードで2020年6月撮影(2022年 ロイター/Mario Anzuoni)
[ワシントン 28日 ロイター] - 米連邦取引委員会(FTC)は28日、米小売り大手ウォルマートが代理店として送金サービスを提供する際、詐欺対策を十分行っていなかったとして同社を提訴した。
ウォルマートは、マネーグラムやウエスタンユニオンなどの送金サービスを代理店として提供している。
FTCは、詐欺が疑われる場合でも支払いを行うという方針をウォルマートがこれまで取っており、消費者が詐欺に遭うこと防ぐための措置を講じていないと指摘した。
イリノイ州の連邦地方裁判所に提出した訴状で「ウォルマート従業員が処理した詐欺による送金は年間数千万ドルに上ると消費者から報告されている」と主張した。
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