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ECBの緩和策は依然適切、インフレは一時的=ギリシャ中銀総裁

2021年11月05日(金)18時17分

11月5日、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁は、インフレは一時的でECBの緩和政策は依然として適切との認識を示した。フランクフルトのECB本部で2016年3月撮影(2021年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[アテネ 5日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁は、インフレは一時的でECBの緩和政策は依然として適切との認識を示した。現地紙ナフテンポリキが5日報じた。

米国を除いて世界的にインフレに連動した賃金上昇圧力の兆候は見られないと指摘した。ユーロ圏のインフレ率は2023年に2%を下回ると予想した。

「現在の状況ではECBの金融政策は引き続き適切だ。インフレはおおむね一時的であり、物価上昇圧力は数年以内に緩和される」と述べた。

ユーロ圏のインフレ率は先月4%を超え、ECBの目標の2倍となった。

ロイター
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