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米ロビンフッドが「ミーム株」に、株価20%超高 公開価格上回る
先週ナスダック市場に新規上場した株式取引アプリを手掛ける米ロビンフッド・マーケッツが8月3日の米国株式市場で20%を超す大幅高となり、公開価格の38ドルを大きく上回った。写真は同社のロゴ、7月にニューヨークで撮影(2021年 ロイター/Andrew Kelly)
[3日 ロイター] - 先週ナスダック市場に新規上場した株式取引アプリを手掛ける米ロビンフッド・マーケッツが3日の米国株式市場で20%を超す大幅高となり、公開価格の38ドルを大きく上回った。
株価は一時48.59ドルまで上昇。終値は24.2%高の46.80ドルと3日続伸した。
ウェドブッシュ・セキュリティーズのトレーディング部門マネジング・ディレクター、サハク・マヌエリアン氏は、取引サイズが比較的小口であるため、ロビンフッドは個人投資家の間で人気の高い「ミーム株」(ネットの情報拡散で取引される銘柄)の一つになったようだと述べた。
売買代金は取引終盤で約36億ドル。米株市場の上位10位以内となった。
ロビンフッドはこの日、投資家向けソーシャルメディア・プラットフォーム「ストックウィッツ」のトレンド上位5銘柄となったが、コメントのおよそ4分の3は否定的なものだった。このプラットフォームは一般的に個人投資家の関心度を示す。