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ホンダ、鈴鹿の8月非稼働日を追加 半導体不足とコロナ感染拡大で

2021年07月28日(水)13時40分

 7月28日、ホンダは、鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)の8月の非稼働日を2日間追加すると明らかにした。写真はジュネーブで2019年3月撮影(2021年 ロイター/Pierre Albou)

[東京 28日 ロイター] - ホンダは28日、鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)の8月の非稼働日を2日間追加すると明らかにした。世界的な半導体不足と東南アジアでの新型コロナウイルスの感染拡大により部品調達が停滞するため。同製作所の8月の停止は計7日間となる。

同製作所ではすでに同様の理由で2日─6日までの稼働停止を予定していたが、16日と17日も稼働を取り止める。7日─15日は盆休みとなっている。

鈴鹿では主力の軽自動車「N─BOX(エヌボックス)」や「小型車「フィット」などを生産している。減産台数は公表していない。同社広報担当者は「下期にかけて減産分を取り戻したい」としている。

インドネシアやマレーシアなどではコロナ感染が再び拡大しており、主要な都市では事実上のロックダウン(都市封鎖)が実施され、人々の行動が制限されている。

トヨタ自動車も、ベトナムでのコロナ感染拡大の影響で部品供給が遅れるとして、国内工場の生産ラインの一部で8月に数日間、稼働停止を決めている。

ロイター
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