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個人投資家の株式購入、過去最大の21.8億ドル 19日の米株安で
7月21日、 調査会社バンダ・リサーチのアナリストによると、米主要株価3指数が大幅安となった19日、個人投資家の株式購入が21億8000万ドル相当と、過去最大に達したことが分かった。写真は2014年11月撮影(2021年 ロイター/Marcelo Del Pozo)
[ニューヨーク 21日 ロイター] - 調査会社バンダ・リサーチのアナリストによると、米主要株価3指数が大幅安となった19日、個人投資家の株式購入が21億8000万ドル相当と、過去最大に達した。
米国株式市場では19日、新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大で新たなロックダウン(都市封鎖)が実施され、景気回復が頓挫するとの懸念から広範な部門に売りが出た。ナスダック総合とS&P総合500種の下落率は5月中旬以来、ダウ工業株30種は昨年10月以降で最大となった。
バンダによると、個人投資家が19日に購入した株式のうち、ETF(上場投資信託)が44%を占め、通常の取引日の約29%を大幅に上回った。とりわけSPDR(スパイダー)S&P総合500種ETFの購入額は4億8200万ドルだった。
また、19日の取引では経済再開に絡む銘柄が売り込まれた。機関投資家が売りを出し、個人投資家からの引き合いも低調だったことが要因という。