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米経済、完全雇用から程遠い 金利変更の時期でない=NY連銀総裁
2021年06月25日(金)01時16分
6月24日、米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、米経済は完全雇用にはなお程遠く、現在は政策金利を変更する時ではないと強調した。写真は2019年3月、ニューヨーク市で講演するウィリアムズ氏(2021年 ロイター/Lucas Jackson)
[24日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は24日、米経済は完全雇用にはなお程遠く、現在は政策金利を変更する時ではないと強調した。
ウィリアムズ総裁はオンラインイベントで、「経済がより完全に回復すれば、低金利政策を解除し、政策金利を正常な水準に戻すことができる。ただ、経済は完全雇用に程遠いため、まだその時期に達していない」と述べた。
労働市場については、新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)前と比べ、なお700万人の雇用が不足していると指摘。物価動向については、このところの上昇は長続きせず、インフレ率は来年には2%近辺に低下するとの見通しを示した。
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