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ダイムラー、EV化を1年前倒し 化石燃料車から撤退へ=独誌
2021年06月18日(金)16時19分
6月17日 ドイツ自動車大手ダイムラーは2024年ないし25年に導入予定の電気自動車(EV)について、「その多く」を時期を1年前倒しし、化石燃料車をラインアップから順次外していく。写真は2019年2月、カナダのオンタリオで撮影(2021年 ロイター/Mark Blinch)
[ロンドン 17日 ロイター] - ドイツ自動車大手ダイムラーは2024年ないし25年に導入予定の電気自動車(EV)について、「その多く」を時期を1年前倒しし、化石燃料車をラインアップから順次外していく。独月刊誌「マネジャー・マガジン」が17日、事情に詳しい関係者の話として伝えた。電動化戦略の刷新に伴う措置という。
オラ・ケレニウス最高経営責任者(CEO)は今年の夏休みの前にこの変更を発表したい意向という。
取材に対し、ダイムラー広報担当者はコメントを拒んだ。
自動車業界では、ボルボが自社のすべての乗用車を30年までに電池式EVにすると表明するなど、EV化完了の意欲的な計画が幾つか発表されている。
一方で欧州の環境団体トランスポート・アンド・エンバイロメント(T&E)は今週、ダイムラーなど一部自動車メーカーが、化石燃料車からの撤退に向けた野心的な目標に欠けると指摘していた。
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