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FB支援のディエム協会、米ドル連動型ステーブルコイン発行計画を発表
2021年05月13日(木)08時12分
[ワシントン 12日 ロイター] - フェイスブック(FB)が支援する暗号資産(仮想通貨)プロジェクト運営団体のディエム協会は12日、米ドル連動型のステーブルコインを発行する計画を発表した。また主な活動拠点をスイスから米国に移し、スイス当局への決済システム事業免許申請を撤回するとしている。当初世界規模の展開を目指していたが、米国に事業を集約する形に転換する。
ディエム協会によると、傘下のディエム・ネットワークUSがブロックチェーン技術に裏付けられたステーブルコイン即時取引決済システムを運営し、米財務省の金融犯罪取り締まりネットワークに資金サービス事業者として登録する予定だ。
カリフォルニア州のシルバーゲート・バンクがディエムのドル連動型ステーブルコインを発行し、ディエムのドル資産を管理する。このステーブルコインを今後試験的に発行する方針だが、具体的な時期は明らかにしていない。
ディエム協会は「われわれは消費者と企業にとって安全で、より急速かつ安価な決済システムにすることを約束する」と述べた。
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