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モデルナ製ワクチン、日本国内の試験で安全・有効性 5000万回分調達
2021年05月10日(月)15時44分
5月10日、武田薬品工業は、米モデルナ製の新型コロナワクチンの国内における臨床試験結果を医薬品医療機器総合機構に提出したと発表した。写真は武田のロゴ。2018年7月、都内で撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 10日 ロイター] - 武田薬品工業は10日、米モデルナ製の新型コロナワクチンの国内における臨床試験結果を医薬品医療機器総合機構に提出したと発表した。試験結果は安全性と有効性が示されたとしている。
日本政府は5000万回分を調達することでモデルナと合意している。日本経済新聞によると、厚生労働省は20日にも専門部会で承認の可否を判断する方向で調整に入った。田村憲久厚労相は、早ければ5月中に承認できると語っていた。
武田によると、試験は28日間隔で0.5ミリリットルを2回接種。被験者の100%に結合抗体と中和抗体の上昇が確認された。重大な安全性の懸念は報告されなかったという。
武田は承認後、速やかに供給を開始するとしている。
*内容を追加して再送します。
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