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新たな投資家保護ルールが必要、技術の進展に対応=米SEC委員長
2021年05月10日(月)08時05分
[ワシントン 7日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長は7日、ソーシャルメディアやアプリ、その他のテクノロジーが商取引や金融市場に影響を与えている状況を踏まえ、投資家を保護するために新たな投資ルールが必要だと述べた。
今年4月にSEC委員長となったゲンスラー氏は、米CNBCテレビのインタビューで、投資家はリスクを取ることができるものの、インターネット上の投稿によって暗号資産(仮想通貨)が値を上げ、株価が上昇する中では、さらなる投資家保護が必要だと述べた。
ゲンスラー氏は「時代に合わせてルールを新しくすべきだ」と話し、投資家保護により市場の信頼を強化し、リスクを透明化することで、経済成長と資産形成を支えることができると訴えた。
特に暗号資産については、詐欺や操作、良くない市場参加者を抑制するための規制を導入する機が熟していると明言した。
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