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ベインキャピタル、東芝買収案の策定を検討=関係筋

2021年04月21日(水)18時07分

4月21日、ベインキャピタルが、東芝買収案の策定を検討していることが、2人の関係筋の話で分かった。写真は東芝のロゴ。都内で2017年2月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[香港 21日 ロイター] - ベインキャピタルが、東芝買収案の策定を検討していることが、2人の関係筋の話で分かった。

東芝は20日、英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズから受けていた買収の初期提案を「評価不可能」として、応じない方針を示している。

関係筋によると、CVCは東芝への買収提案が明らかになる前、ベインに共同提案を持ちかけたが、ベインは関心を示さなかった。

ベインは、資金調達に向けみずほフィナンシャルグループや三井住友フィナンシャルグループなど複数の邦銀と交渉に入っているという。ベインがコンソーシアムを編成するか分からないが、関係筋は可能性を排除しなかった。

ベインの計画は予備段階で変更の可能性もあるという。

ベイン、CVC、みずほはコメントを差し控えた。三井住友のコメントは得られていない。

関係筋によると、米プライベートエクイティ(PE)のKKR、カナダのブルックフィールド・アセットマネジメントも東芝への買収提案を検討しているという。

KKRはコメントを差し控えた。ブルックフィールドのコメントは得られていない。

*三井住友のコメントに関する表現を明確にしました。

ロイター
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