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ECB、パンデミック買取額119億ユーロに小幅減 償還の影響続く
2021年03月09日(火)02時48分
欧州中央銀行(ECB)が3月5日までの1週間に買い取った債券は、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)が差し引き119億ユーロと、前週の120億ユーロから小幅ながら減少した。写真は2011年12月、フランクフルトで撮影(2021年 ロイター/Ralph Orlowski/File Photo)
[フランクフルト 8日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が3月5日までの1週間に買い取った債券は、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)が差し引き119億ユーロと、前週の120億ユーロから小幅ながら減少した。
ECBの報道官は、保有債券の償還が膨らむなど、季節要因が一時的に買い取りの伸びを抑えていると説明した。償還に関するデータは9日に発表される。
ピクテのフレデリック・デュクロゼ氏は当初、PEPPの買い取り額を200億ユーロと予想。ECB当局者がハト派姿勢を示しているにもかかわらず買い取り額は低水準にとどまっており、ECBに意気込みが感じられないと述べた。
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