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テキサス州のマスク義務解除、トヨタやGMは着用継続へ
米テキサス州のアボット知事は2日、新型コロナウイルス感染予防対策のマスク着用義務を来週解除すると発表したが、ゼネラル・モーターズ(GM)、トヨタ自動車、小売り大手のターゲット、メーシーズは、職場でのマスク着用を継続する方針を示した。写真は休業中のヒューストンのメーシーズ。2020年5月撮影(2021年 ロイター/Adrees Latif)
[2日 ロイター] - 米テキサス州のアボット知事は2日、新型コロナウイルス感染予防対策のマスク着用義務を来週解除すると発表したが、自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)、トヨタ自動車、小売り大手のターゲット、メーシーズは、職場でのマスク着用を継続する方針を示した。
テキサス州に米国本社と工場があるトヨタの広報担当は、知事が発表した措置を精査しており、直ちに現在の体制を変えることは検討していないと説明。
同州で約1万3500人を雇用するGMも、従業員のマスク着用については、現状を維持する方針を示した。
GMの広報担当は「従業員を引き続き守るため、新型コロナの安全対策を維持する」と述べた。
ターゲットの広報担当も、全ての店舗で顧客と従業員に引き続きマスク着用を義務付けると回答。
百貨店のメーシーズも、顧客と従業員にマスク着用を義務付ける方針に変更はないと表明した。
小売業リーダーズ協会(RILA)の幹部は「マスクの着用といった常識的な安全対策を縮小するのは間違いだ」と主張している。