ニュース速報
ビジネス
独失業者数、2月は予想に反し増加 失業率は横ばい
2021年03月02日(火)18時48分
3月2日、ドイツ連邦雇用庁が発表した2月の失業者数(季節調整後)は前月比9000人増加し、合計275万2000人となった。独ケルンで2020年4月撮影(2021年 ロイター/Wolfgang Rattay)
[2日 ロイター] - ドイツ連邦雇用庁が発表した2月の失業者数(季節調整後)は前月比9000人増加し、合計275万2000人となった。予想は1万3000人減だった。失業者の増加は昨年6月以来初めて。
季節調整前は合計290万4000人だった。
雇用庁によると、政府が雇用対策として実施している「時間短縮労働制度」が雇用の維持に大きく貢献しており、失業を防いでいるという。ただ、一部セクターではロックダウン(都市封鎖)の影響がみられた。
失業率(季節調整後)は6.0%で、前月から横ばいだった。
12月には239万人が時短制度を利用した。同制度の利用者数は昨年4月の600万人がピークとなっており、昨年11月に増加に転じるまで減少を続けていた。
独では新型コロナウイルス感染第2波封じ込めのため11月にロックダウンが再導入され、12月半ばに強化された。
今、あなたにオススメ
新着