ニュース速報
ビジネス
10─12月GDPギャップ-3.3%に縮小、コロナ前には届かず=内閣府
2021年02月26日(金)14時39分
2月26日、内閣府は2020年10─12月期国内総生産(GDP)1次速報値を受けて、GDPキャップを発表した。写真は都内で昨年3月撮影(2021年 ロイター/Athit Perawongmetha)
[東京 26日 ロイター] - 内閣府は2020年10─12月期国内総生産(GDP)1次速報値を受けて、GDPキャップを発表した。推計結果はマイナス3.3%となり、7─9月期のマイナス6.0%から縮小した。
新型コロナウイルス感染拡大による影響で昨年4─6月にはマイナス10.6%までマイナス幅が拡大し、その後は徐々にマイナス幅は縮小している。ただ、コロナ前の19年10─12月期は消費増税の影響で消費が縮小し受給ギャップはマイナス1.6%とマイナスだったが、現状ではまだそれ以上のギャップとなっている。
GDPギャップは、実際のGDPと潜在GDPの差を潜在GDPで割った値。内閣府ではGDPギャップの大きさについては、前提となるデータや推計方法によって結果が大きく異なるため、相当の幅をもってみる必要があるとしている。
(中川泉 グラフ作成:田中志保)
今、あなたにオススメ
新着