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野村HD、アジア富裕層向け事業でプライベートバンカー20人採用
2021年01月20日(水)08時20分
1月19日、野村ホールディングスは海外での富裕層向け資産運用事業を拡大するため、ここ数カ月で、香港とシンガポールで20人超のプライベートバンカーと投資アドバイザーを採用した。資料写真、2016年11月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)
[シンガポール 19日 ロイター] - 野村ホールディングスは海外での富裕層向け資産運用事業を拡大するため、ここ数カ月で、香港とシンガポールで20人超のプライベートバンカーと投資アドバイザーを採用した。
同事業を統括するラビ・ラジュ氏は19日、採用の狙いは「大中華圏、東南アジア、南アジアにおける当行の基盤強化にある」と語った。
シンガポールを拠点とするラジュ氏は昨年野村に移るまで、UBSでアジア太平洋地域の超富裕層向け事業を率いていた。
野村は海外の富裕層向け資産運用事業の運用資産を2025年までに現在の100億ドルから350億ドル超に増やすことを目指している。
今回の香港とシンガポールでの新規採用により、同拠点のスタッフは約180人に増えた。
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