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独、コロナ変異種抑制に向け新たな制限措置必要=保健相

2021年01月19日(火)00時00分

ドイツのシュパーン保健相は18日、感染力の強い新型コロナウイルス変異種の感染拡大を抑制する新たな制限措置が必要と述べた。写真はFFP2マスクをつけるシュパーン保健相(2021年 ロイター/Fabrizio Bensch)

[ベルリン 18日 ロイター] - ドイツのシュパーン保健相は18日、感染力の強い新型コロナウイルス変異種の感染拡大を抑制する新たな制限措置が必要と述べた。

公共放送ARDで、ここ数日の新規感染者数は減少しており、新型コロナ感染者による集中治療室(ICU)の病床使用率は10─15%低下しているが、「われわれが望む姿までの道のりは依然として遠い」と指摘。変異種がドイツ国内に入ることを防ぐために国境を超えて通勤する労働者に対する検査を強化すべきとした。

ショルツ財務相はこの日、新規感染者数をより迅速に減少させるためにロックダウン(都市封鎖)措置を強化する必要があり、2月中旬までの2週間延長を想定していると語った。

メルケル首相と州首相は19日に会議を開き、新たな制限措置について協議する予定。在宅勤務を巡る企業への要求厳格化や特定地域での高性能な「FFP2マスク」の着用義務化、公共交通機関の制限、外出禁止令の導入などが議論される見通し。

ドイツで確認された感染者数は7141人増加し204万0659人。1日当たりの新規感染者数は前週から5000人超減少している。死者数は214人増の4万6633人。

ロイター
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