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温室効果ガス実質ゼロ、原発ゼロでは難しい=下村自民政調会長
2020年10月28日(水)16時59分
自民党の下村博文政調会長は28日の会見で、菅義偉首相が所信表明演説で触れた2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロとする目標について「原発ゼロでは実現が難しい」と指摘した。写真は自民党本部で9日撮影(2020年 ロイター/Izumi Nakagawa)
[東京 28日 ロイター] - 自民党の下村博文政調会長は28日の会見で、菅義偉首相が所信表明演説で触れた2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロとする目標について「原発ゼロでは実現が難しい」と指摘した。原発新設の有無に関しては「再稼働を生かしたい」と述べ、停止中の原発再稼働を優先する考えを示した。
公明党が2020年度3次補正予算に一時期検討していた大学受験生向けの2万円給付案の撤回に関しては「高校2年生や3年生に特化せず、困っている家庭の支援策を検討したい」と述べ、代替策に前向きな姿勢を示した。
石破茂元幹事長が総裁選敗北を受けて派閥代表の辞任を表明したことを巡り、他派閥への影響は現時点で考えにくいとの考えを示した。
(竹本能文)
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