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米ザイリンクス、10─12月期売上高見通しが市場予想上回る

2020年10月22日(木)08時49分

[21日 ロイター] - 米半導体ザイリンクスは21日、第3・四半期(10─12月)の売上高が市場予想を上回るとの見通しを示した。

同社株は時間外取引で約2%高。

第3・四半期の売上高見通しは7億5000万─8億ドル。リフィニティブのIBESデータによると、市場予想平均は7億7230万ドル。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は今月、米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)がザイリンクスの買収に向け協議を進めており、買収額は300億ドル強に上る可能性があると報じた。

ザイリンクスのヒル最高財務責任者(CFO)は「第2・四半期は引き続き好調だった。景気の上向きとエンドマーケットでの需要拡大に支えられた」と述べた。

同業のテキサス・インスツルメントと同様に自動車産業向けの事業が好調で、38%の伸びとなった。

第2・四半期の純売上高は前年の8億3300万ドルから7億6700万ドルに減少したものの、予想の7億5510万ドルを上回った。前年比30%増だったデータセンター部門に支えられた。

純利益は1億9400万ドル(1株当たり0.79ドル)で、前年同期の2億2700万ドル(同0.89ドル)から減少した。

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